2015.03.26 Thu
アオシマ430セドリックセダン個人タクシー製作記・番外編。
アオシマの430セドリックも無事に完成して次のネタへ・・・・と言いたいところなんですが
あいにく色々あるもので手に取った辞めた音頭を取っております。
そういえば新製品ばっか組んでるのでちょっと古いキットでも作ろうかなと思うものの
あれこれ悩むのが楽しくなっております(´・ω・`)
さて、アオシマの430セダンタクシーですがそういえば1号車の製作記って書いてなかったんですね。
まぁべつに今更感がアリますが覚書ということでどうか勘弁してくださいまし。
まず、サビサビになったきっかけは・・・・

まぁデカールのヒビ割れや塗装のブツだったのですが・・・・・
ちょうど前からやってみたかった情景師のアラーキー先生のダイレクトカット法を試してみたかったので・・・・
まず、デザインナイフで塗装を下のプラと一緒にグイグイ。いや、クイクイ?とめくり上げます。

ちなみにこの段階では塗膜はカリッとやる度に飛んで行くので上手くいかないじゃん!と思ってました(笑)
ここでコツを掴んできてじゃんじゃんやっていきましたが
気づくとアチコチに白いカスが飛び散って、やり過ぎに気づきました(笑)
その後はひたすら錆を書き込みます(;^ω^)

ここでのコツは実際の錆なドを草ヒロ画像などで見ながら書くことです。
錆というのは似ているようで以外と違いますから今回私が狙ったのは沿岸部の放置車のような錆です。
最近流行りのラスティフードのようなアメリカ西海岸ノリの錆ではなく
千葉の房総半島の放置車のような日本独特の錆っぽさを出してみました。
あくまで和製ラットロッドを狙ったので剥離剤で剥がして塩水をかけたような綺麗な錆と対極になるようにしました。
本来430世代ですとこういう錆の出方とはまた違うと思うのですが
あえて酷いサビという状態にしてみたのですが、楽しくなってしまってついつい書いてしまったのは内緒です(笑)

コツその2としては下に垂れてる錆汁は全体的に同じ流れ方になるようにしました。
同じパネル内であっちゃこっちゃに流れている方がおかしいですもんね。
ちなみにアクリル塗料を用いたのは前から錆表現空はアクリルというイメージが強いので
すがアクリル溶剤でシャバシャバにしておくと良い感じです♪
本家では更にアクリル溶剤でクリアオレンジをぼかすという手法を使われておりますが
私は濃い目→シャバ目→シャバシャバ目の様に濃さを変えてグラデーションを描きます。
ここらへんはやってみたほうがコツが分かるかもです(;^ω^)
ちなみに影になる部分やパーツで隠れる部分にもサビ表現を入れることで
実際にその下が錆びている感が出るのでやっておくことをオススメします♪

ちなみに錆を書き終わったらつや消しのスーパークリアを吹いておきます。
こうすれば繊細な錆表現が保護出来ますし独特の光沢なども抑えられて草ヒロアップです(笑)
この段階ではやり過ぎ感が出ておりますね(笑)
ちなみにストライプの退色はエナメルの白をドライブラシで塗ってアクセントとしておきます。
ボンネットは東京無線カラーにしましたが今思うと4社カラーにしておけばよかった・・・・・
ちなみにボンネットは特にひどい状態にしたかったのであえて一部wカットして
裏側をひたすら削って腐り落ちた感じを再現してみました。

メッキバンパーは点々にサビさせるようにトントン載せるように色を付けます。
メッキバンパーはサックサクになるより点サビが出るイメージですからこういう風のほうがそれっぽいかもですね。
ちなみにグリルナやバンパーラバーはややグレー気味のつや消し黒で塗って
その後ライトグレー系でドライブラシで塗り重ねていきます。
今回はあえてダメージを与えずヤードに放置状態で長期間置かれて居たという脳内設定でしたので
あえて大きい破損や欠品は最小限の表現としました(`・ω・´)
そして、実に悩んだのが足回りのセッティングでした。
当初のイメージはオオタキのヒップアップマシーンの箱絵だったのでホットロッドにしようとするも
こういう時に限ってベストなタイヤとホイールが見つからないんですねー(;^ω^)
なので、リーズナブルにホワイトレター&純正爪鉄ちん&シャコタンで行こうと思ったのですが・・・・・

スタンスノリも嫌いじゃなかったのですが・・・・・

TE37RTであえてのスポーツノリか・・・・・

と、他にも色々なアルミを(と言ってもプラ)履かせてみたりしたんですが・・・・
やはり当初の予定通りホットロッドで行こう!とリアをアクスル加工でケツ上げで軌道修正!
アオシマ製のクレーガー、いや、アメリカンSSです(笑)

これまだ前タイヤが違う奴の頃ですね(笑)
ちなみにこのホイールとタイヤは近所の模型店で入手することが出来ず通販でゲット!
その後良く見たらY30 に付いていたやつが余ってました(笑)
まぁでもファイアストンのタイヤが無かったので結果オーライです。
本当はミッキートンプソンが好きなんですが・・・・・・
でも、国産ロッドを意識するならブリヂストンのDOLLYBIRDあたりが渋かったかなとも・・・・・
どうやって再現するかわからないので、言うだけのエセマニア野郎なんでご勘弁を(´・ω・)b
ちなみにホワイトレターはエナメルホワイトの気合の筆塗りです。
はみ出たら楊枝でコリコリやればOKです(笑)
んで、なんやかんやで完成!

画像使い回し野郎Aチーム。という割に未公開カットだったかも。
なぜなら行灯は2号車へ移植しましたので現在この姿は再現不能・・・・、
え?製作記を端折り過ぎですか?・・・・・・(;^ω^)すみません。
おまけ。

この時は2台完成するとは思って無かったっす。
| 車プラモ製作記(2015) | 22:32 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑
さすがですね・・・
各パーツごとに説明が付いていたのでとても分かりやすかったです。
いつかサビだらけの車を作ってみたいと思っていましたので、参考にさせていただきますっ!
ありがとうございます。
| さんすけ | 2015/03/28 23:14 | URL |