早速中を開けてみるとインストの雰囲気は少し某社オマージュっぽいですが
前から書いてますがBEEMAX製品の一部ニヤっとするパーツ割りやイラストなどを見る限り
真似ではなく某社への敬意や愛のあるオマージュだと思ってます(`・ω・´)

なんだかんだでコロナだってタイミングさえあっていれば出ていた可能性もあるわけですから・・・・・・
まさに「ちょっとタイミングがズレていたら」というタイムパラドックス的な商品かも知れません。
さてさて、まずはボディから見ていきましょう!
ああ・・・・コロナにしか見えないよ・・・・おじちゃん嬉しいよ(´;ω;`)ブワッ

JTCC初期のマシンはかなりノーマルに近いのでこのまま一部を加工するだけでノーマルになると思います。
試作品を見るとややヘッドライトが大きいかなと思いましたが現物はそんな感じは受けないですね。

モールド類はほんのちょっと少々甘めに感じるものの全体的にBEEMAXスタンダードな感じで悪くはないです。
実はレビン以来買っていないので解りませんが最近はツヤツヤボディなんですね。
厚みがあるけどシャープな感じは他社には無い雰囲気でとても良い感じ(^ω^)

リア周りの大幅な作り直しでカルディナになりそうですが今の私はそんな腕も気力もありません・・・・・
ちなみにボディは後期型です。大きな違いはノーマルだ前後のバンパーが素地のモールになり
ナンバープレートがバンパーからテールランプの間に入ったのが特徴です。
最近のBEEMAXの定番らしく窓枠はガラス側です。最近っていうか前からですね(笑)
正直少しタミヤのオマージュを感じるランナー割だったりしますが
こういう所はやはり今時のキットと言う感じでしょうかね。
バンパー類は普通に別パーツですね!
国内前期後期バリエーションって言うよりは海外のツーリングカーレスのバリ展用ですかね~!

ちなみにJTCCコロナはカルディナの前期と同形状のタイプが付いてます。
これは輸出仕様等の関係があるかも知れないのでBTCC等のレース仕様がベースなのかしら。
(調べたらどうやらBTCCのレースカーがベースのようです)

リアバンパーは普通に牽引フック等が付いてる感じですがここらへんは小加工でノーマルになりそうです。
ST190コロナは珍しく後期で素地色バンパーモールになった1台ですが今となってはどういう経緯かは不明です(笑)
ヘッドライトレンズ類もきれいなクリアパーツです。
ここらへんは新規キットの良い所ですね(^ω^)

試作品ではヘッドライトやテールランプもレンズカットがありませんでしたが製品版ではバッチリ♪

それに伴ってヘッドライトやテールのリフレクターはメッキ!嬉しいですねぇ!

なんとメッキランナーには前期グリル!一瞬「なんと激アツなオマケ!」と盛り上がったのですが
よく考えたら海外仕様のカリーナEのグリルでは無いかなと画像を検索したらまさにそのとおりでした(笑)

ちなみに車好きの親戚がカルディナTZ-Gに乗ってたのですが社外のスポーツグリルが付いてたのですが
一時期友達のコロナとグリルを入れ替えていて「コロディナ」になってました(^ω^)

JTCCのグリルが黒パーツで少し甘いモールドなのが惜しいですが本命はやはりBTCC仕様なのかしら。

そう言えば別パーツのサイドモールなんかも見てみたらBTCC仕様は装着されているので
海外レース向けバリ展用っていう感じですね。(今回のJTCC場合は不要部品)
でも、ノーマル戻し派には嬉しいかも(笑)
ウインドウ類はBEEMAXではおなじみの窓枠一体型です。
サイドはドアサッシュも一体ですので塗装もらくらくですね♪
少し色味や艶の変化を付けてあげると引き立つかも・・・・・・・

窓枠はもちろんですがカウルトップなども一体ですがシャープなモールドで塗るだけでもバッチリだと思います♪

リアウインドウはきちんと熱線入りですので市販車仕様への改造もバッチリですね(^ω^)
透明度も高くて、きちんと薄いのでとても雰囲気が出てると思います。
内装はオーソドックスな組み上げ方式です。
フロアはドンガラ仕様にですので市販車仕様がいい人はカーペットを貼りましょう(笑)
レースカー仕様としてはあっさりしてますが良い感じなんじゃないでしょうか。

内張りはびっくりするくらいあっさりしてますが実車もこういう感じだったはずです。
画像が白飛びしちゃってすみません(笑)

ダッシュボードはレースカーでは定番の上半分仕様。
市販車を作るのが一番大変なのは内装ですかねぇ・・・・・
にている形状の同年代のキットを切り貼りするかパテで作るか・・・・
おっと、レースカーのキットとしては素晴らしい出来だと思います(^ω^)

バケットシートも良い出来ですね!例によって私にはきつそう(笑)
しかし、AE92用のシートの時は大きく感じましたが今回は良い感じっぽいです。
ちなみに隣の箱は安全タンクと思われます。別売りのエッチングで一番大きい板のやつですね。

ステアリングやコラムシャフトなども中々シャープですよ。
それにしてもウインカーやワイパーのレバーが最近のキットは雰囲気がいいですね(笑)

フットレストなどもこれはシャープで驚き!
これだけシャープだとエッチングは要らないような気がしちゃいますねぇ・・・・・

画像はないですがロールバー等も的確で一通りパーツは揃ってます(^ω^)
シャーシはこういう感じです!シンプルですが必要最低限以上!
ココらへんはあの頃のタミヤっぽい感じでしょうか。
エンジン周りのマニホールドからフロントパイプにつながるあたりに(;´Д`)ハアハアしちゃいます。
オイルパンあたりの雰囲気はドライサンプたる所以かもしれません。
私だったら走行開始200m位でぶつけて壊しそう(笑)

マフラーも一本物できちんと再現されています。
そう言えば市販品の砲弾型ってこのころあたりから出はじめた気がしますが
こちらは出口は至って大人しめっていう感じが良いですね。
読み返してみるとわけわからない感じなんでさっきからレビューする気あるのでしょうか?

ブレーキディスクなどもきちんと再現されていると思います♪
ブレンボだったんですね!当時としてはかなり大きいブレーキでしたが今では市販車レベル。
20年の歳月は市販車の業態やレースの世界もすっかり変わってしまいました。(進化とも言う)

ホイールはおなじみのOZのセンターロックタイプです。タイヤはスリック。

この形状は市販車用でもOZ含め何種類から出てましたが当時当時トムスからも同形状のホイールがで出ていましたね。
丁度落とし込みのところからキャップが別になっているタイプでした・・・・・・
最後に保護紙の上からごめんなさい。デカールです。

カラーリング用のデカールも入ってますが基本的には塗り分けした方がいいかもしれません。
しかし、デカールでもきちんとカラーリング再現ができるようになってるのが良いですね(^ω^)
さてさて、さっくりと見てきましたかいかがでしたでしょうか?
私も当時欲しかったけど出なかったシリーズの車種だったので
まさか20年以上経って出るとは思わなかったので正直嬉しいです♪
色々思ったのですが一つマニアックな選択が出るBEEMAXのキットも
BTCCに参戦していた車両なら出るのでは?という期待もさせてもらった気がします。楽しみだなぁ・・・・・
JTCC初代ウイナーを作るも良し!デカールやカラーリングでBTCC仕様にするも良し!
もちろんノーマル戻しもよし!カルディナのベースにするも良し!のキットだと思います(`・ω・´)
値段はやや高いですが海外キットだからしゃあないんですけど
車種選択のマニアックさを考えたら安いもんだと思います。
兎にも角にも気になった方は模型店にGO!しっかし・・・・この頃のレースカーってカッコイイなぁ(´・ω・`)