キットそのものは基本的にはザ・グレートのダンプにデコトラパーツとボルサリーノ2風のスカートが付きます。
ボルサリーノ2を組む時に使えそうなグラフィックのデカールがポイントでしょうか。
勿論アレンジされてはおりますが、ベースにはぴったりだと思います(^ω^)

トラック野郎劇中では本家映画のアラン・ドロン風の絵でしたがこちらはさらなるオマージュとして
劇中のボルサリーノに似た方が描かれています(笑)
今気づきましたがタレゴム用の塚本屋のデカールも良いですし、寝台窓用の「極道無宿」にグッと来てしまいました(笑)
荷台サイドのスカートはじゃりぱん豚助等に付属しているレーザーカットのプラバンが良い感じですね。

これは薄くてちょっとあれに見えますが実際はかなり印象を変えてくれるパーツだと思います。
実際色を塗る時はサフを入れて透け防止をした方がいいかもですかね。
この荷台は背が高すぎるのでバランスがあれかなと思ったんですがタ一部をカットする指示があるんですね。
これでちょうど良くバランスが取れるようになっているのですね。
実は私、中学生の時にこのタイプの深箱の荷台の元ネタになった
関西方面のピンクのザ・グレートのダンプが掲載されたカミオンの記事を見て
実車と同じバランスに高さを調整したのが自慢です(笑)
(あの頃はピンクメタのスプレーがなくて仕方なく普通のブルメタで組んだんですよねぇ・・・・)
このタイプのグレートのグリルも一時レアだったんですよねぇ・・・・・
今では普通に買えるのがいいですね(^ω^)

まだアオシマの黒幕さんが来る前で丁度ロングシャーシが出た頃に
グレートの水産系箱車が作りたくてずっと探してたんですけどなかなか買えなくて・・・・
(昔はいくらでも売ってたんですけど)
友人がたまたま組みかけの「飛車角Ⅱ」をリサイクリショップで見つけたらしく買ったばかりの
「王手」のギガのキャビンと飾り一式を交換してもらったのはいい思い出です(笑)
でも、グレートは結局完成しませんでしたけどね・・・・・・
バンパーはこのタイプ。
グレート初期の「歌舞伎」とかに付いてるタイプですかね。
私はこのタイプは模型店の売れ残りを買った初期グレートの「大江戸」以来です。

初期型のグレートは私もその一回こっきりでデコトラのプラモが買えるようになった時には
今回ご紹介したタイプのインタークーラーターボグリルばかりでしたね。
以前くまぶろぐで出たふそうFUの羅生門のグリル周りとデッキも久しぶりの登場!

このランナーがまるまる付いてくるのですから豪華なおまけパーツです(笑)
これは以前マニアの方が熱望していたのことなので久しぶりの登場となったようです。
しかし・・・・・汎用性が高いのか悪いのか分かりません(;^ω^)
正直グレートのキャビン含め一部パーツはやや年季を感じさせますが
それを差し引いてもトラック野郎ファンの方だけではなく
アオシマデコトラファンの方にも良い感じの内容になっていると思います。
個人的には本家ボルサリーノ2のような城型のデッキとお洒落なフェンスのような屋根の飾りを
どうにか付けてほしかった所ですが、これはオマージュのキットですからそれは贅沢でしょうか(笑)
話は変わって・・・・・・
最近色々思う事があって仕事をしてるとなにかとイライラする事も多く
サラリーマンという立場に無力を感じることも多いです。
時に気に入らねぇ奴が時に現れますが、桃さんのように漢を出し、ジョナサンのように立ち回りライバルたちのように熱く協力する。
そう思っていてもやはり気に入らないことは多いのです。情けないですけどね。
しかし、仕事や女性関係で悩んだ時はトラック野郎を見ていると不思議と頑張れるのです。
そんな私は変わってるのかもしれませんが、生き方そのものをやはりトラック野郎の世界観からもらってると思います。
(ブログ運営の上では必ずしもそう出来ていないので申し訳ないのですが・・・・)
たかが映画・・・・でも、やっぱり違うんだよなぁ・・・・・(´・ω・`)
本当はボルサリーノ2のキットが出たら書こうかと思っていましたが
私がトラック野郎シリーズで一番好きなライバルは田中邦衛が演じるボルサリーノです。
登場時はジョナサンの前に不気味に軍団で現れドライブインでの桃次郎との喧嘩からのワッパ勝負。
ボルサリーノは東北の山奥に産まれて貧乏暮しだったために畑を売って残りは借金でトラックを買いますが
かつて元交通警察だった花巻の鬼代官ことジョナサンから目をつけられ取締を受けたことで
事故を起こしトラックは廃車になり免停になり病院から母親が追い出され死んでしまった経緯があります。
恨みを晴らすためにジョナサンを追い回し、ドライブインでの喧嘩。
ジョナサンに絡むボルサリーノの間に割って入る桃次郎ですが勿論喧嘩になり
最終的にジョナサンの代わりに桃次郎とボルサリーノとのワッパ勝負となります。
この時の条件は桃次郎が勝ったらジョナサンから手を引くという事。
「流れ星になって消えても知らねぇぜ・・・・」と言い放つボルサリーノ。
ワッパ勝負は白熱しますが、折り返し地点でクラッシュしながらバトルをしていると
途中からジョナサンが割って入ってぶつかりそうになり三台は急停車します。
アイドリング音がこだまする中、ジョナサンがボルサリーノに
自分も東北の山奥の生まれで貧乏だったから警察官になって生きていくために必死だったとその当時の思いを伝えます。
話を聞いていたボルサリーノが「一番星、お前がリードしてたから、俺の負けだ」と勝ちを譲ると
桃次郎が「いい格好すんなよ!」と言うとボルサリーノが「浪花節は性に合わねぇや。あばよ。」と言って
鼻血を出したジョナサンに向けてハンカチを投げます。
ジョナサンとお互い似たような境遇だったことへの理解という過去に納得がいったのでしょうか。
この時の引き際が実にカッコイイ。
その後最後の爆走シーンで助けに入るボルサリーノへ桃次郎が一言。
「お前も良いトラック野郎だぜ!」
「馬鹿野郎。浪花節は嫌いだって言ったはずだぜ・・・・」
田中邦衛は私も好きな俳優ですが、どうしても同世代だと五郎さんとかCMの
「食べる前に飲む!」や「タンクがパチンはコロナだけ!」とか「奥さん!Jビーフ!」などのイメージが強いようで
私が田中邦衛がカッコイイと言うと冗談に思われてしまうところがあるのですが
このボルサリーノの役柄というのが何とも言えずカッコよくて好きなんですよね。
おっと、話が長くなってしまいました(笑)
そのまま組むという人も、アレンジして組むという人も気になった方は模型店にGO!コレをベースにカルフォルニアトラック作ったら渋いかなと思う今日此の頃。
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