アオシマのVIPカーシリーズを買うためにちょこちょこお小銭を貯めて買っておりました。
当初はキット状態で雑誌などを参考に色などを塗って組むの繰り返しでしたが
この当時、パーツメーカーなどがどんどん乱立して実車の流行は日々変わるものでした。
今のようにネットが全盛の時代ではなかったので雑誌の情報と走ってる実車が頼り。そんな時代でした。
ある時期からアオシマの無印VIPカーシリーズのSパッケージ流用+新規ウイングのみのエアロに
なんとなく不満が出るようになり、どうにかして実車のようなエアロが作れるだろうか?とばかり考え
ひたすら紙パックのジュースのストローを四本出し跳ね上げマフラーに流用するという技が精一杯だった頃に
実車の流行に敏感なアオシマらしく実在のエアロメーカーのデモカーを再現するという
当時のVIP好き予備軍にはたまらない、スーパーVIPCARシリーズが発売されました。
実車のブームが広まってきた頃にはフジミも同時期にスーパーVIPセダンが出ておりましたね。
こちらはやや大人しいエアロが多かったですがマフラーパーツに当時まだアオシマも再現していなかった
ハネ上げ四本出しマフラーが付いていたのが嬉しかったですね♪(ただ、黒の成型色でしたが)
アオシマの実車再現VIPシリーズ第一弾はそれこそVIPカーブームの頂点であり
星の数ほど売れたというジャンクションプロデュースの130クラウンでした。
実車デモカー写真のパッケージ。ドアパネルが付いた大型のエアロ(でも当時はシンプルに見えましたw)に
新品定価が80万というオリジナルホイールのジャンクションスカラーが装着され
雑誌広告で憧れたジャンクションのステッカー類やピンストにゴールドエンブレムなどのデカール。
そいて何よりミラーからぶら下がる「ふさ」。当時流行のアイテムで本当に驚いた物でした。
ふさにはもうやられましたね~!実車が買えない時期でもパチモンをチャリや携帯に付けていたのは内緒です(笑)

今の目で見ると決して再現度は高くないのですが、当時はここまでパーツが付いて1800円というのは
かなりのボリュームがありつつ、尚且つリーズナブルに感じたものです。
率直に言うと私はフルノーマルのカタログモデルも好きなのですが改造車も大好きです。
ですが、やはり純正の良さを活かしたカスタムと言うのが好きなので
(逆に言うと純正の良さを解っていないと出せない雰囲気が好きと言いますか・・・・)
ジャンクションのデモカーは純正のラインを残して上手くエアロを作ってるという印象で
大きさ自体は大きくてもどこか純正のテイストが感じられるというような印象でした。
キットのエアロは今の目で見ると正直甘いのですが当時は待望のドアパネル付きで(*゚∀゚)=3ハァハァしましたね~!
↓余談ですがドアパネルの窪みが好きでした(笑)
このマジェスタはそれこそ三回くらい作りました(笑)
一台目はブラックツートンにメッキのガルトマイヤーを入れて当時風デモカー仕様。
二台目はパールツートンに素のVIPシリーズ付属のグリルを移植してこれまたガルトマイヤー(シルバー)を履かせて
もし、無印VIPのエアロがジャンクションだったらというブラッシュアップ版として製作。
三台目はオバフェン&エアロ延長ブームなどが実車に来ていたので自作に挑戦するも撃沈(笑)
完成すること無く部品取りとなって星となって消えてしまいました・・・・・(;^ω^)

そういう思い入れもあってか、このマジェスタはこの当時のパッケージを探していたので
思いがけず入手できて非常にラッキーでした(`・ω・´)
こちらも当時の三割引ほどの値段でGET。まぁコンディションはまあまあといったところでしょうか。
こちらはなんか組もうというよりなんか懐かしさが勝ってしまって・・・・・いかんですね(笑)
お次は最近個人的にアツい、アオシマのTCRエスティマなんですが
それこそ先日記事にもちょこっと書いた、前に作ったことのあるジャンクション仕様の中期型を偶然に発見!
そうそう!このパッケージ!懐かしい!ってなわけでこちらも中古店で新品の約四割引きくらいで購入です。

こちらも懐かしい・・・・・(;^ω^)
高校三年の時に発売されたのを覚えております。当時はスプリング車高調というのに感動しましたね~!
しつこいようですが、私の周りでも非常に売れたキットでしたが他はみんな後期のキットで中期型を買ったのは私だけ・・・・私はTCRエスティマと言うとこのグリルのイメージが強いのでこっち一択でした。

んが・・・・・後期についていたエンブレムレスのグリルは欲しかったな(笑)
今回はエアロやキットの仕様には注目せず、こちらに注目してみました。

皆様おなじみアオシマのハガキなんですが、おそらく最末期のもので
アオシマ系の通販サイトのホビーワールドの問い合わせURLが記入されてます。

率直に言うとこれより前の時期のキットでもハガキが入っていないキットもありますので
アオシマハガキのバリエーションの謎が一層深まってしまったのがこの年代のハガキの悩ましさです。
このキットに限らずこの当時から別紙のアンケート用紙が入っていたり
説明書の一部に印刷されるようになってきた時期でもありましたのでどのキットからハガキが入らなくなったとか
別紙アンケートはどのキットからなどといった事は、本当に天文学や古代史を語るような難しさがありますね。

今ではWEB上でアレコレキットの感想を述べるサイトやブログが多いので(ここもですがw)
ユーザーの要望がメーカーさんに伝わりやすいと思う時代ですのでいい時代かもですね。
当時はメーカーさんへの要望が上がりにくかったであろう時代ですから
ユーザーの今欲しい物を知りたかったという事への答えがこのアンケートなんでしょうね。
私も書こう書こうと思っていてもなぜか恥ずかしくて書いたことはなかったですが・・・・・(;^ω^)
きっとラブレターを送るような気持ちだったですね~(爆)
今回紹介したキットも今では少々時代の流れから離れてはいるかもしれませんが
箱を見てるだけでも、パーツを見てるだけでも当時の流行などが垣間見れて懐かしくなりました。
今回ホビーショーの新作を見て改めて思ったことなんですが
マニアックな商品がリアルになって発売される。本当に良い時代になったものです。
値段は上がって気軽に買えないものも多くなりましたが
時代時代の流行やマニアックになったユーザーのリクエストに答えてくれるというのは
模型マニアとしても率直に嬉しいところですね♪
でも、当時のキットもパッケージとかテンションは今でも負けていないような気もしますね(笑)
おまけ。
違う所が割れました。(#^ω^)ピキピキ