初代MID4は私が子供の頃に感じていた「絶対出るであろう凄い車」のうちの1台でした。
詳しい生い立ち等はネットで調べて頂けると幸いです(笑)
実際はテストコースを走る実験室的な要素が強いモデルだったようで
市販されるという噂は当時の自動車雑誌の記事等の影響もあったようで実際はあくまでコンセプトカーだったようです。
物心ついた時にはすでに模型店で売られていまして、インチアップ版とハイソカー版(笑)があったと記憶してます。
ハイソカー版はBBSアルミにフェンダートリム・伸ばしランナーで作るアンテナがたまらない箱絵でした(笑)
ドアに貼るヨーロピアンモールみたいなのもどうすれば上手く貼れるのか教えて欲しかったり
一部キットに付属していたあの絶対接着できないと思う可変式スポイラーなどもマストアイテムですね!
正直カッコよさというか個人的好み度はハイソ版のほうが三倍くらい高いです(;^ω^)
後はミニ四駆ブームの頃ということもあって1/32程度のモーターライズも出ていました。

ボディは当時の技術では一発で抜けなかったのでしょうか、当時としては珍しくバンパー等が分割されています。
じっくり見ると若干のヤレを感じるものの、ペーパー当てればば修正は可能なレベルです。
フジミ80年代黄金期の世代のキットとあって非常に雰囲気は出ておりますし
抜ける所もきちんと抜けているあたりは、それなりによく出来ていると思います。
例えばエンジンフード裏などもきちんと再現されていて(逆に言うと表のモールドはやや浅い)
エンスージアストモデルを展開していた時代ならではのフジミっぽさは強いと思います。

ちなみにトランク部とエンジンフード部は切ってする指示があるのがエンスーなテイスト(笑)
初代のMR2(SV3)あたりのキットも専用シャーシにきちんとしたエンジンルームがあったりして
思うとこの当時のフジミのミッドシップ車のキットは気合が違うのかもですね(^ω^)
私の中でフジミのMID4の印象と言うとじつはこのシートなんです。

子供の頃「ちいせぇシートwwwww補助席かよwww」とバカにしていたのですが
したにモールドされているサイドサポートが分割式だったと知った時の衝撃は忘れられません。
てっきり、なんかいらないパーツかなんかだと・・・・
その当時の頭と中身は大して変わっとりませんがご勘弁を。
「いや、見りゃ分かるだろ!」と思う方が殆どでしょうがお仲間の方がいたら
「フジミの初代MID4のシートが小さい思っていた係」までご一報を下さい。
ホイールは当時R31の純正っぽい!流用すればパサージュGTっぽい!なんて思ってましたが
今見るとあまり似てな・・・・ゲフンゲフンwwww

どちらかと言うと先日紹介したフォートランアッソにセンターキャップを付けたような感じですね。
インチアップ時代のフジミなんで大きく感じますが、トレッドの調整や車高をいじれば雰囲気が出ると思います。
タイヤは皆さんおなじみピレリーP7です。冗談抜きで一番手に入れたタイヤかもです。
シャーシは今の目で見ると簡易的ですが板シャーシに比べると格段に進化してますよね!

車高が選べるのが時代でしょうか(笑)
ですが、きちんとパーツを入れ替えるという点ではスペーサー式よりピンが短く取れるので
板シャーシのような折れ易さなども解消できたかと思います。
また、ブレーキディスクの再現や立体的なアームなど少ないパーツで魅せる仕上げになってるのは
フジミ黄金期ならではの仕立て方だと思います。この辺は今でも通用するんじゃないかなと。
ちなみにVG30も上半分くらいが立体的に再現されています(^ω^)

VG30は本当に良いエンジンだと思います。MID4のセルの音もあんな感じなのかしら・・・・(;´Д`)ハアハア
冷静に見るとこの頃ってショーカーであっても資料が豊富で出来る限りは再現してあるように感じます。
一見あっさりとした再現ですが、きちんと色が入ればそれっぽくなると思います。
凝りたい方はトランク部とエンジンフード部が別々に開くようにしましょう(笑)
そして、今回の再販のトピックは地味に非常にありがたい窓枠マスキングシート付きということですね!

カットはされていないのですが、当時はタミヤキットなどでもこの黒セラミック塗装の部分は
オミットされて梨地になっていないキットもあったような時代ですから
その頃に比べたら非常に良いことだと思います♪
ただ、ショーカーたる所以か、あまりそういう部分のアップ画像がないので実際はどういう感じだったのでしょうか?
ココらへんはキットのラインを信じて作業するしか無いかもですね♪サイドの小窓はは確かに黒枠がありましたので。
デカールは当時と同じですので特に・・・・すみません(笑)(ただ、会社のマークや台紙等は今の物に準拠しております)
このキット、実車に馴染みがある世代の方もそうでない方も日産とフジミの今とは違う輝きがあった
80年代中~後半の雰囲気が味わえるナイスなキットとなっております。
MID4Ⅱに関しましては購入しようか迷ったのですが在庫もあるので今回は見送りました。
でも残ってたら我慢出来ないかもしれません。そういえば父方の叔母さんに小学校の時プレゼントで貰った覚えが(笑)
興味のない高いおもちゃやゲームよりプラモの方がうれしかったですねぇ~!まぁ今でもそうなんですが(;^ω^)
さて、ここからまた模型店巡りツアラーへ戻ります!。お次の5軒目は別の模型店へ。カーモデルはもう置いていないそうで・・・・・
この時点でかなり疲労困憊(渋滞と駐車場探しに疲れましたw)だったので
道が混むエリアは潔く諦め、数件パスして諦め帰り道にある6件目のお店に・・・・・
そこでこちらを購入。JTCC仕様は手持ち無いなぁ・・・・なんて思ったのですが家に帰ったらありました(笑)

ホイールなんかも箱絵のが入ってたら良かったんですが
ハセガワのフェリオのJTCC仕様でお馴染みのホイールが入ってました。
フェリオはちょっと組みたいネタもあるのでキープしておくことにします。
そして7軒目は途中で良く行くお店に寄ってきました。
そこで入手してきたのはマスキング付き再販シリーズのL600系ダイハツムーヴCX/SRターボです!

勝手なイメージですが初代も裏ムーブと呼ばれたカスタムが追加されてからは
カスタムが主流になったように思いますが、初期型の標準車のスタイリングは
今の目で見ても非常にまとまっているように思います♪
正直言うとフジミの初代ムーブといえば決してレアではなく(バリエーションを除いて)
最近までCXはカタログに載っていましたし、模型店でも見る機会も多いモデルでしたが
都市部や大型店では最近ではすっかり見かけない存在になってきたような時期のキットだと思います。

今回嬉しかったのが選択式でSRターボにも組めるというのが最大のトピックでしょうか。
どうせなら二台分パーツを入れて欲しかっ・・・ゲフンゲフンwwwww
あくまで私感ですが、インチアップ版のSRターボは再販サイクルに乗らなかったので
(直ぐにウッディ風ストライプのインフィールドが出たりやフィールドライナーシリーズに移行したような)
十年以上は模型店で見かけることは少なかったように感じます。
(ですが初代CTワゴンRのバリ展のロフトやAZ-AWGONの方がレアでしょうか・・・笑)

ボディなんかは上のMID4の頃ほどの黄金期ほどの勢いはないまでも
この90年代後半~2000年代初期のモデルよりはカチッとしていて当時のフジミらしいです。
厳しい目で見ても窓枠なんかが厚く感じるくらいで雰囲気は良いと思います♪

ムーブの特徴でもあるルーフレール周りはなんと一体成型!
塗るのがめんどくさくなると思いますが、これはコレでちゃんと抜けてるのでありかと。
大型のエンブレムの台座は二代目までのムーブっぽいディティールですよね。
SRターボはホイール・フロントスポイラー・ターボ用ダクト等が違います。
CXのキットにも確かSRターボ用のパーツが付いていたような、いないような?
こだわる方はターボダクトの後ろ半分くらいをパテ埋めして箱絵を参照して前側にスジを入れましょう♪

まぁ当時はホイールは一種類だけでしたのでコンバーチブルキットと言う事で
二種類のホイールやデカールが付属しており、どちらにも組める親切設計です(^ω^)
こういう選択式ってのはなんとなく嬉しく感じるのは私だけでしょうか(笑)
ってなわけでホイールはバッチリ二種類(笑)

形状はやや実車と印象が違うような気がしますが、15年以上前のキットですから野暮なことです。
ですが、SRターボのホイールは個人的に欲しかったパーツなんで嬉しいですね♪

左ハンドルのインパネがありますが、決して嘘ではなくある年代から
ヨーロッパに輸出されていましたのでこだわる方は輸出仕様を再現されてみても良いかと思います。
リアバンパーのバンバーポケットが横に広いのは海外のプレートが付くようになってる意味もあるんでしょうね(^ω^)
細かいところではオプション設定のPIAA?だったかの大型フォグがあります。

この頃のフジミはある意味ではとても芸が細かかったような気がしますね~(笑)
バンパーに実車よろしく穴あけ等の必要はありますが枠とレンズはきちんと別パーツになってます。
この他にも人工芝がついた自転車やBOXキャリアがついた
フィールドライナーシリーズではフロントのガードやフォグが付いてましたね。
当時は全く気づかなかったんですがあっさりとした内装のバスタブに光るディティールを発見!

リアシートのレールなんですが、当時は軽クラスでは唯一の左右独立スライドシートでしたので
このモールドは非常に意義があるような気がします。
ライバルというか、ある意味では影響を受けたであろうワゴンRが質素な道具っぽさを出していましたが
ムーブは少しダイハツっぽく少し凝った事をしたのもライバルを越えようとした所以でしょうか。
こちらが例のマスキングです(^ω^)
こちらはリアのクォーターウインドウとリアガラスが特徴です♪

デカールはちなみにCX/SRターボ両方ちゃんと入っていますのでご安心を。
MID4とかもそうなんですがフジミもデカールをアオシマのようにリニューアルしてくれると非常に嬉しいんですがねぇ・・・・
それか、ナンバープレートや車検ステッカーなどはある程度共通にしてしまっても良いかもですね。
でもデカールが自作できる時代にそれもちょっと違うような気もしますけどね。
私も昔にSRターボのキットを組んだんですが、失礼ながら当時はこのキットの味を味わえなかったのか
ライバル車のワゴンRのRG4のキットについてきた8本スポークホイールの方に惹かれたのかはは解りませんが
あまり興味をそそられなかったのが正直なところなんですが、いざ見かけなくなってみると恋しいキットであり
今では良く出したなぁ~と言う車種選択の段階でのフジミらしさ全開で素晴らしいモデルだと思います。
個人的にはSR-XXにあったボンネットとかエアロがシルバーになる謎のツートン(スペシャルオーダーカラー)の
レッドマイカの方で作りたいような気がしますが、赤のアクセント入りホイールとかサイドステップが悩ましいです(笑)
この謎ツートンなんですが、こないだ朝通勤途中でブラック/シルバーの個体とすれ違ってビックリしました(;^ω^)
こう見るとフジミさんもアオシマさん的なおまけ付き再販に力を入れていくのでしょうか?
勿論地味に嬉しいマスキングシールは勿論なんですが今回のムーブのように
セットできるパーツが有るならちょこっと入れてくれると嬉しいというのがバリ展マニアの率直なリクエストですね(笑)
例えばEKシビックのVTiやDCインテグラのSIRなど90年代中頃あたりの
妙にマニアックなバリエーションを出していた頃の商品というのも一部のマニアには需要がありそうですね。
※今回の再販二種のレビューはいずれ独立記事にする予定です。
さてさて、また模型店ツアラーに戻りましょう!気合で方向を変えて南進!
ここからは私のやたら疲れる愛車から友人の快適マシンに乗せてもらって巡ります。
台風の影響か雨も本降りになってきて不安になりましたが
一軒目はもう営業されていない様子でした・・・・(たまに開くのかしら)という感じで終了。
二軒目は買おうか迷うものはあったもののあまりテンションが上がらず塗料を購入。
友人がミニ四駆をばっちりゲットしてましたのでOKです(笑)
ジャンルが同じ人同士だとプラモの取り合いで事件が起きそうな事もあるので
こういう時はやはり他ジャンルの友人です(;^ω^)
そして今回の旅最後のお店で、出会ったのがこいつです。

アオシマのライトエースノアのBSM仕様です(笑)
やはり私の模型店ツアラーはアオシマのノアに尽きると思う今日この頃です(;^ω^)
実はここのお店にあるというのは解っていたので消化試合という感じではあったのですが・・・・
まぁなんというか、今でも結構売れ残ってるお店を見るっちゃ見るキットなんですが
今入手しておかないと私の気持ちが揺れてしまうのではないかと思ったのがひとつ。
前に組んだ時はそこまで深く考えないでただ色塗って組んだだけで終わってしまったので・・・・
テールレンズカバーやアイラインはデカールという漢らしさ(笑)

今だったら絶対プラパーツが出てそうですね~(^ω^)
エアロはグリルなどもきちんと抜けていて結構本気仕様ですよ。
当時はノアベースのVIPワゴンっていうのはかなり少数派だったのでこのキットなども
当時からあまり売れている印象は正直なかったのですが今の目で見ると非常にグッと来ます。
流石にノーマルでの再販はあるかもしれませんが、社外エアロ仕様は再販はされないであろうと思っているので
欲しい方は今が最後のチャンスかもしれませんねぇ・・・・(´・ω・`)
ただ、需要もあまり無いような気がしてしまうのは気のせいでしょうか。
さて、少し無駄遣いした感もありますが、逆に積みを消化しなきゃなぁと思ったのも事実。
少し製作モードに切り替えて、430セダンのほうを進めていきたいと思います。
次回の旅は「インシュランス130クラウン探しの旅~憧れのDIANAスポークを求めて~」でお送りします(嘘)
おまけ。・・・というかびっくり!少し時間が出来たので、完成品のお手入れをしようかと思ったら驚きました(´・ω・`)
昨年末に作ったプリペイントのS15シルビアの塗装が凄いことになってます。
こんなんでましたけど~と占い師が言ったか解りませんがなんだか凄いことになっております

サイドなんてラップペイントみたいw
それか今時のグラインダータトゥーってやつでしょうか・・・・
今のところ手持ちのプリペイントで発生してるのはレパードとこのシルビアだけですね。
ランエボなんかは綺麗なものです。
直射日光を避けて100均ケース内に置いてあるのですが、どうなんでしょうか。

はっきり言ってしまうと塗装の質の問題だと思います。
不思議なことに今回の模型店巡りで新品のキットを見れたのですが
そちらは2点とも割れなどなく非常に綺麗な状態でした。ですのでボディなどはシャーシとのはめ込みで
クラックが入るかと思ったのですがウイングやミラーなどの応力がかからない所にもクラックが入っており
樹脂の柔らかさに対して塗料が硬いので割れが発生してしまうのかと思います。
もう組んでしまったものはしょうがないですが、何とか対策していただけると嬉しいのですが。