2011.09.05 Mon
フジミ・ブタ目マークⅡ製作記。ボディ下拵えその1。長いです。
フジミのブタ目マークの製作記の第一回です。
はっきり言って、手持ちの実車資料虎の巻を見れば見るほどハードルが上がって行きます。
実はこの記事を書いている現在も、フェンダーだけ直して箱絵風に・・・という誘惑もあるくらい
私にはノーマル化のハードルが高いこと高いこと(笑)
恐らく長丁場になっていくと思いますがなんとか形に・・・と思ってます。
まずは予告していた通り、フェンダーの修正ですね。
キット通りに仮組みしていきますと・・・・・まずはシャコタン状態。

あ・・・あれ?実車のバランスということ無視すれば
ローレルの時のような詰まったカッコ良さがあるような・・・アーチ幅狭めという感じでしょうか(笑)
ただ、これはこれでの良さはあっても
実車のバランス感を知ってる方でなくてもこの形状は違和感を感じるでしょう。
ノーマル車高にしてみましょう。

えーとですね・・・・私はあんまりレビューとかでキツく書きたくないのが
画像だとそれなりにちゃんとしてるように見えるのですが肉眼だと
正直なところなのですがこれはちょっと「コレジャナイ」感が・・・・・
やはりアーチの小ささがここまでバランスを悪く見せている証拠だと思うのですね。
アーチの高さは問題ないのですが形状と膨らみの薄さが問題なのでしょうね。
ただ、改造車という観点から見るとそのままでも良いかと思いますし
ワークスフェンダーを貼るという選択肢がある方には
全く問題ないかと思います。と一応フォローしておきます。
まだ、発売してくれて嬉しいと言う思いのほうが勝っているのは本音です。
さて、ここで、ちょっと路線を変えてみます。
この小径引っ張りタイヤが他のキットに組み合わせてみたらどうなるでしょうか?
というわけでアオシマのMX41マークⅡHTにこのホイールを合わせてみます。


どうですか?感じ方は人それぞれだと思いますが、
アオシマのマークⅡは実車よりフェンダーアーチが大きく感じますが
タイヤ径が小さいもののそこまで違和感はないはずです。
フェンダーをタイヤに合わせるより、実寸的な寸法のほうがやはり良い感じですし
改造車としての違和感もないと私は感じますが如何でしょうか・・・・・?
もちろん、この意見は私の勝手な意見であり、反論もあると思いますが
やはりプラモデルというのは正確なスケールダウンでなくても
実車の寸法・バランスを再現するというのが一番だと思うのです。
全体のシルエットやモールドなどは惚れ惚れする出来なのですから本当に惜しいと思います。
このホイール、青島のハチロクなどやや小さめの車種には結構似合います。

さて、あれこれ悩んでいても形になりません。
まずフロントのアーチを拡大してみました。
縦方向の寸法はそれなりだと思いますので上には広げず左右方向に広げて実車に近い形にしてみました。
私は虎の巻である過去に撮影した実車の画像を見ながら正確な寸法ではなく
雰囲気で調整しております。不思議とそれっぽさが出てきましたよ。

そこで考えたのがアーチの再現方法です。
まず考えたのが以前プロフィニッシャーの北澤先生がコスモAPの製作記で紹介していた光硬化パテ作戦。
あの童友社のキットが新規キットのような佇まいに・・・本当にプロの方は凄いと思いました。
丁寧に解説されていたのでチャレンジしようと思ったのですが
実は私は普段偉そうなことをブログで書いていますが一から作るのはあまり得意ではないのです。
それが4箇所・・・・・ちょっと挫折してしまいそうです。
次にひらめいたのがアオシマのアーチを移植という方法。
合わせてみるとちょっと大きいんですよね・・・・・でもとりあえずと思い手持ちの
罪プラを引っ張り出してくると・・・・・
ラメマシーン・チキチキ・ベストカー・ベストカーヴィンテージの物が・・・・
ただ、アオシマのマークⅡはコレクションとしての意味合いもあるので
下手にパッケージを開けてしまうと中途半端になりそうですし
どうしようかと悩んでいたらジャンク箱からセダン化を挫折したものが出てきました!

これは15年くらい前の中学生くらいの頃アオシマのヴィンテージ倶楽部のキットを
モナークグリーンメタリック風にモデラーズのブリティッシュグリーンで塗って
ドア・グレード以外我が家仕様として作ったものでした。(全然違うやないか!)
我が家仕様を作ったのはこれで何と4回目だったのですが
(エルエス後期・アオシマ・アオシマ・アオシマ)
一番良い出来でしばらく一番のお気に入り完成品でした。
ナンバーはウェーブのナンバーデカール・車検証のシールは色と月まで合わせて
ケンメリのキットから3本ステアリングを移植してフジミパーツからティッシュ箱や小物を流用。
運転席に赤いマットまで敷くという凝ったものでしたが
10年ほど前に魔が刺してノープランでセダン化を試みて玉砕した残骸です。
この頃はラッカーパテを使うことしか考えていなかったので地獄でした(笑)
最終的にハコスカセダンの屋根を移植しようと試みたものの
ハコスカボディを切断中にハコスカ屋根を破壊してしまい、絶賛放置という由緒あるものです。
話が芸能人の記者会見のように長く、取り留めのない物になってしまいましたが
とりあえず弓のこでフェンダーカットです(笑)

あ・・・・・ウインカー・・・・・
この段階では完全にゴミを作ってるようにしか見えませんが芯の部分は摘出完了です。
アーチ部を自慢のダイソーリューターで削り込み、実車のような形状に削る事数分。
ボディにフィットとさせるようにボディの残ったアーチと
切り取ったアーチを現物合わせで合わせていきます。

キモは切り出すフェンダーアーチ下部をサイドモールが付くあたりのプレスラインと合わせることです。
これは加工中ですがコツとしては外のラインをぴしっと合わせて削って
(実車は微妙にボディとフェンダーが合う面に段があるので少し段をつけるとパテで整形するとそれっぽいです。)
瞬間接着剤で接着後、内側のアーチを削り込んでいくというのが良い手段のような気がします。

この段階でこないだ速攻で載せた記事の状態になりました。
ややアーチが薄く感じる方もいるかもですが、後にフェンダーアーチモールを付けることを
前提としているのでアーチモール無しを制作したい方はチョット厚めに残すとそれっぽいです。
このあとパテを盛りますが、この段階で隙間やラインに合わせて形状を修正していくと比較的楽です。
そこでパテを盛ります。
主に今回はアーチとプレスラインの段差を光硬化パテで埋めて
溶きパテでボディとフェンダーの隙間を埋めるように感じに盛って行きます。
何度も何度もこの工程を繰り返していきます。

恐ろしいほど地味な作業ですがくじけないように頑張りましょう。
ちょっと薄くなってしまったような気がしますがアーチモールのプラ板を貼ればOKでしょうか?
地味にサラっと書きましたが納得できる形状にするのに結構時間がかかりました。
ただ、ローレルの時と違って既存のフェンダーのアーチに沿って凹ませるという技ではないので
ベースの形状さえきちんと出してしまえば比較的速くそれっぽくなりました。
すみません。最終的な形状の写真を取り忘れてしまったので
下のアーチモール作成の画像でお楽しみください・・・・・・
んで、ローレルの時と同じくアーチモールをプラ板で再現しました。

例によって瞬間接着剤で貼りつけてさらに流しこむように裏側からガチ止めして
強度を確保してから削りこんでいきます。
大きめに貼り付けてヤスリやデザインナイフで形状を整えていきます。
アーチの始点と終点を実車の位置に合わせたつもりですがチョット目立つので
もうちょっと薄くしておくと良さそうですね。

ローレルの時に購入したダイソーリューターがここでも大活躍です。
ボディにフェンダーを接着しているので
うすうす加工ができないためすり鉢状に削り込んで見える所が薄くなるように見せています。

ある程度形状が出来たら溶きパテを盛って削ってを繰り返して下地を整えて
アーチモールに沿ってBMCタガネでラインを入れて塗装に備えます。
サフを吹いてみると・・・・・

なんとかそれっぽくなってくれました( ^ω^)
モールの間にちょっとケバケバがありますがBMCタガネでなぞれば大丈夫でしょう。

やってみて思ったのですが、純正フェンダー撤去・アーチ拡大・アーチ流用・パテ埋め。
この方法が一番早くアーチを適正化出来る方法のような気がします。
もちろん、アオシママークⅡだけじゃなくてアーチ形状があるフェンダーならほぼ流用可能だと思います。
厚めのプラ板から積層したり、アオシマのフェンダーを
おゆまる&プラリペアみたいなもので型どりしても良いでしょう。
リアも同様の手順で進めますがリアのフェンダーアーチは私の理想とするラインに対して
ドアの開口部ラインとのバランスがとれなくなりそうだったので
今回はドアのラインを基準に形状を作っていこうと思います。
まぁ今回もアーチ頂点部には手を入れず末広がりになるように成形して
アーチの膨らみを削り込みますが意図的に前側を残しておきます。

実車はドアの立てのラインに対してフェンダーアーチ上にパネルの分割線があるので
そのラインを再現という意味合いもあったりしますがこれが結局めんどくさいことに(笑)
先に書いておきますが、素直にフロントと同じように作ったほうが楽です・・・

さらに実車の場合、ドア開口部に対してフェンダーアーチの手前に一段平になってる所があるのですが
(これはキットの標準状態でも再現されてますが・・・・・惜しいフェンダーに埋もれてしまってます)
これをアーチ作成後に再現するにはドアの開口部のライン等もちょっと埋もれてしまいそうだったので
アーチにあるパネルの繋ぎ目にからアーチのラインを
ほんの少しだけ小さくして視覚的に実車の雰囲気を出してみました。

ラインの問題やアーチ形状に違和感等合ったのでアーチモールを作る要領で
プラバンを貼り付けて整形したりと、地味に時間がかかりました。
(時間が取れないのでもう2週間ほどこねくりしていました・・・・)

ややシャキッとしてないところもありますが本サフ前に丁寧にペーパーを掛けておこうかと思います。
まだまだ先は長いですからここで厚く吹いてしまってもアレですからね。
まぁこれを書いてる段階でまだ右側は作業中なんですが(;^ω^)
本来ならフェンダーの工作で区切りが良いのですが
最近は更新に間があくこともありますので、ふと思いついて制作したネタも書いておきます。
ここはキットの出来が・・・とかではなく完全に自己満足です。
逆に再現してあったらリアクションに困るのですが・・・(笑)

ジャッキアップポイントとボディの折り返し部分を再現してみました。
フロント側が斜めに切れていますが実車もモノコックフレームに合わせてこういう形状になっています。
位置的にはキットのシャーシのフロントインナーフェンダー部の後端の所に
横に向かってるフレームの位置と合わせると良いと思います。
ものすごくどうでも良い情報を書くと、我が家にあったマークⅡは車庫に面してる道路を補修した際に
何故か路面が低くなってしまい、一段高くなっていた車庫が
二段腹になってしまい勢い良く出るとここを擦ってしまうようになりました。
フロントのマッドガードがもげてしまったことも(笑)
リア側も作りました。

うちのマークⅡも最後の方はここにあった水抜き穴周辺が錆びてきましたねぇ・・・・・
やっとこさスタートしたマークⅡですが、以前のように模型製作の時間がまとまって取れないため
ちょこちょこしか作業できない状況です。
今回の記事を制作しながら書き始めてから2週間以上かかりました。
反対側もまだ作業途中ですから、またマークⅡの製作記の更新は時間がかかってしまうかも知れません。
ドアサッシュとか後ろの窓枠等も作りなおさなくては・・・・(´・ω・`)
次回更新は「どっこい製作中だった未完成プラモ」の完成品第二弾を載せたいと思います。
はっきり言って、手持ちの実車資料虎の巻を見れば見るほどハードルが上がって行きます。
実はこの記事を書いている現在も、フェンダーだけ直して箱絵風に・・・という誘惑もあるくらい
私にはノーマル化のハードルが高いこと高いこと(笑)
恐らく長丁場になっていくと思いますがなんとか形に・・・と思ってます。
まずは予告していた通り、フェンダーの修正ですね。
キット通りに仮組みしていきますと・・・・・まずはシャコタン状態。

あ・・・あれ?実車のバランスということ無視すれば
ローレルの時のような詰まったカッコ良さがあるような・・・アーチ幅狭めという感じでしょうか(笑)
ただ、これはこれでの良さはあっても
実車のバランス感を知ってる方でなくてもこの形状は違和感を感じるでしょう。
ノーマル車高にしてみましょう。

えーとですね・・・・私はあんまりレビューとかでキツく書きたくないのが
画像だとそれなりにちゃんとしてるように見えるのですが肉眼だと
正直なところなのですがこれはちょっと「コレジャナイ」感が・・・・・
やはりアーチの小ささがここまでバランスを悪く見せている証拠だと思うのですね。
アーチの高さは問題ないのですが形状と膨らみの薄さが問題なのでしょうね。
ただ、改造車という観点から見るとそのままでも良いかと思いますし
ワークスフェンダーを貼るという選択肢がある方には
全く問題ないかと思います。と一応フォローしておきます。
まだ、発売してくれて嬉しいと言う思いのほうが勝っているのは本音です。
さて、ここで、ちょっと路線を変えてみます。
この小径引っ張りタイヤが他のキットに組み合わせてみたらどうなるでしょうか?
というわけでアオシマのMX41マークⅡHTにこのホイールを合わせてみます。


どうですか?感じ方は人それぞれだと思いますが、
アオシマのマークⅡは実車よりフェンダーアーチが大きく感じますが
タイヤ径が小さいもののそこまで違和感はないはずです。
フェンダーをタイヤに合わせるより、実寸的な寸法のほうがやはり良い感じですし
改造車としての違和感もないと私は感じますが如何でしょうか・・・・・?
もちろん、この意見は私の勝手な意見であり、反論もあると思いますが
やはりプラモデルというのは正確なスケールダウンでなくても
実車の寸法・バランスを再現するというのが一番だと思うのです。
全体のシルエットやモールドなどは惚れ惚れする出来なのですから本当に惜しいと思います。
このホイール、青島のハチロクなどやや小さめの車種には結構似合います。

さて、あれこれ悩んでいても形になりません。
まずフロントのアーチを拡大してみました。
縦方向の寸法はそれなりだと思いますので上には広げず左右方向に広げて実車に近い形にしてみました。
私は虎の巻である過去に撮影した実車の画像を見ながら正確な寸法ではなく
雰囲気で調整しております。不思議とそれっぽさが出てきましたよ。

そこで考えたのがアーチの再現方法です。
まず考えたのが以前プロフィニッシャーの北澤先生がコスモAPの製作記で紹介していた光硬化パテ作戦。
あの童友社のキットが新規キットのような佇まいに・・・本当にプロの方は凄いと思いました。
丁寧に解説されていたのでチャレンジしようと思ったのですが
実は私は普段偉そうなことをブログで書いていますが一から作るのはあまり得意ではないのです。
それが4箇所・・・・・ちょっと挫折してしまいそうです。
次にひらめいたのがアオシマのアーチを移植という方法。
合わせてみるとちょっと大きいんですよね・・・・・でもとりあえずと思い手持ちの
罪プラを引っ張り出してくると・・・・・
ラメマシーン・チキチキ・ベストカー・ベストカーヴィンテージの物が・・・・
ただ、アオシマのマークⅡはコレクションとしての意味合いもあるので
下手にパッケージを開けてしまうと中途半端になりそうですし
どうしようかと悩んでいたらジャンク箱からセダン化を挫折したものが出てきました!

これは15年くらい前の中学生くらいの頃アオシマのヴィンテージ倶楽部のキットを
モナークグリーンメタリック風にモデラーズのブリティッシュグリーンで塗って
ドア・グレード以外我が家仕様として作ったものでした。(全然違うやないか!)
我が家仕様を作ったのはこれで何と4回目だったのですが
(エルエス後期・アオシマ・アオシマ・アオシマ)
一番良い出来でしばらく一番のお気に入り完成品でした。
ナンバーはウェーブのナンバーデカール・車検証のシールは色と月まで合わせて
ケンメリのキットから3本ステアリングを移植してフジミパーツからティッシュ箱や小物を流用。
運転席に赤いマットまで敷くという凝ったものでしたが
10年ほど前に魔が刺してノープランでセダン化を試みて玉砕した残骸です。
この頃はラッカーパテを使うことしか考えていなかったので地獄でした(笑)
最終的にハコスカセダンの屋根を移植しようと試みたものの
ハコスカボディを切断中にハコスカ屋根を破壊してしまい、絶賛放置という由緒あるものです。
話が芸能人の記者会見のように長く、取り留めのない物になってしまいましたが
とりあえず弓のこでフェンダーカットです(笑)

あ・・・・・ウインカー・・・・・
この段階では完全にゴミを作ってるようにしか見えませんが芯の部分は摘出完了です。
アーチ部を自慢のダイソーリューターで削り込み、実車のような形状に削る事数分。
ボディにフィットとさせるようにボディの残ったアーチと
切り取ったアーチを現物合わせで合わせていきます。

キモは切り出すフェンダーアーチ下部をサイドモールが付くあたりのプレスラインと合わせることです。
これは加工中ですがコツとしては外のラインをぴしっと合わせて削って
(実車は微妙にボディとフェンダーが合う面に段があるので少し段をつけるとパテで整形するとそれっぽいです。)
瞬間接着剤で接着後、内側のアーチを削り込んでいくというのが良い手段のような気がします。

この段階でこないだ速攻で載せた記事の状態になりました。
ややアーチが薄く感じる方もいるかもですが、後にフェンダーアーチモールを付けることを
前提としているのでアーチモール無しを制作したい方はチョット厚めに残すとそれっぽいです。
このあとパテを盛りますが、この段階で隙間やラインに合わせて形状を修正していくと比較的楽です。
そこでパテを盛ります。
主に今回はアーチとプレスラインの段差を光硬化パテで埋めて
溶きパテでボディとフェンダーの隙間を埋めるように感じに盛って行きます。
何度も何度もこの工程を繰り返していきます。

恐ろしいほど地味な作業ですがくじけないように頑張りましょう。
ちょっと薄くなってしまったような気がしますがアーチモールのプラ板を貼ればOKでしょうか?
地味にサラっと書きましたが納得できる形状にするのに結構時間がかかりました。
ただ、ローレルの時と違って既存のフェンダーのアーチに沿って凹ませるという技ではないので
ベースの形状さえきちんと出してしまえば比較的速くそれっぽくなりました。
すみません。最終的な形状の写真を取り忘れてしまったので
下のアーチモール作成の画像でお楽しみください・・・・・・
んで、ローレルの時と同じくアーチモールをプラ板で再現しました。

例によって瞬間接着剤で貼りつけてさらに流しこむように裏側からガチ止めして
強度を確保してから削りこんでいきます。
大きめに貼り付けてヤスリやデザインナイフで形状を整えていきます。
アーチの始点と終点を実車の位置に合わせたつもりですがチョット目立つので
もうちょっと薄くしておくと良さそうですね。

ローレルの時に購入したダイソーリューターがここでも大活躍です。
ボディにフェンダーを接着しているので
うすうす加工ができないためすり鉢状に削り込んで見える所が薄くなるように見せています。

ある程度形状が出来たら溶きパテを盛って削ってを繰り返して下地を整えて
アーチモールに沿ってBMCタガネでラインを入れて塗装に備えます。
サフを吹いてみると・・・・・

なんとかそれっぽくなってくれました( ^ω^)
モールの間にちょっとケバケバがありますがBMCタガネでなぞれば大丈夫でしょう。

やってみて思ったのですが、純正フェンダー撤去・アーチ拡大・アーチ流用・パテ埋め。
この方法が一番早くアーチを適正化出来る方法のような気がします。
もちろん、アオシママークⅡだけじゃなくてアーチ形状があるフェンダーならほぼ流用可能だと思います。
厚めのプラ板から積層したり、アオシマのフェンダーを
おゆまる&プラリペアみたいなもので型どりしても良いでしょう。
リアも同様の手順で進めますがリアのフェンダーアーチは私の理想とするラインに対して
ドアの開口部ラインとのバランスがとれなくなりそうだったので
今回はドアのラインを基準に形状を作っていこうと思います。
まぁ今回もアーチ頂点部には手を入れず末広がりになるように成形して
アーチの膨らみを削り込みますが意図的に前側を残しておきます。

実車はドアの立てのラインに対してフェンダーアーチ上にパネルの分割線があるので
そのラインを再現という意味合いもあったりしますがこれが結局めんどくさいことに(笑)
先に書いておきますが、素直にフロントと同じように作ったほうが楽です・・・

さらに実車の場合、ドア開口部に対してフェンダーアーチの手前に一段平になってる所があるのですが
(これはキットの標準状態でも再現されてますが・・・・・惜しいフェンダーに埋もれてしまってます)
これをアーチ作成後に再現するにはドアの開口部のライン等もちょっと埋もれてしまいそうだったので
アーチにあるパネルの繋ぎ目にからアーチのラインを
ほんの少しだけ小さくして視覚的に実車の雰囲気を出してみました。

ラインの問題やアーチ形状に違和感等合ったのでアーチモールを作る要領で
プラバンを貼り付けて整形したりと、地味に時間がかかりました。
(時間が取れないのでもう2週間ほどこねくりしていました・・・・)

ややシャキッとしてないところもありますが本サフ前に丁寧にペーパーを掛けておこうかと思います。
まだまだ先は長いですからここで厚く吹いてしまってもアレですからね。
まぁこれを書いてる段階でまだ右側は作業中なんですが(;^ω^)
本来ならフェンダーの工作で区切りが良いのですが
最近は更新に間があくこともありますので、ふと思いついて制作したネタも書いておきます。
ここはキットの出来が・・・とかではなく完全に自己満足です。
逆に再現してあったらリアクションに困るのですが・・・(笑)

ジャッキアップポイントとボディの折り返し部分を再現してみました。
フロント側が斜めに切れていますが実車もモノコックフレームに合わせてこういう形状になっています。
位置的にはキットのシャーシのフロントインナーフェンダー部の後端の所に
横に向かってるフレームの位置と合わせると良いと思います。
ものすごくどうでも良い情報を書くと、我が家にあったマークⅡは車庫に面してる道路を補修した際に
何故か路面が低くなってしまい、一段高くなっていた車庫が
二段腹になってしまい勢い良く出るとここを擦ってしまうようになりました。
フロントのマッドガードがもげてしまったことも(笑)
リア側も作りました。

うちのマークⅡも最後の方はここにあった水抜き穴周辺が錆びてきましたねぇ・・・・・
やっとこさスタートしたマークⅡですが、以前のように模型製作の時間がまとまって取れないため
ちょこちょこしか作業できない状況です。
今回の記事を制作しながら書き始めてから2週間以上かかりました。
反対側もまだ作業途中ですから、またマークⅡの製作記の更新は時間がかかってしまうかも知れません。
ドアサッシュとか後ろの窓枠等も作りなおさなくては・・・・(´・ω・`)
次回更新は「どっこい製作中だった未完成プラモ」の完成品第二弾を載せたいと思います。
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| フジミのマークⅡを完成させよう。 | 22:49 | comments:17 | trackbacks:0 | TOP↑