HITEQ JASMINEの偏った日常。

このブログに接着剤はついていません。 アミ部は使用しません。 記事とキットは中身が異なることがあります。

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プラモを研究してみよう。ロットごとの微妙な仕様。

今週は作業という作業を全く行っていないと言う、やる気の無さ全開のHITEQです(笑)

前回の記事が好評で私も少々驚きと共に、共感してくださった方が多かったのも嬉しかったです。
これからはネタが無い時に思い出話なども少しは書いてみようかなと思いました。
記事でも触れた、フジミシャーシの件や、初めてのスプレーの話や
入ってるボディが違う事件やあのキット実は激レアだった事件に
ワゴンセールで400円のLSのブタ目マークⅡをリニューアル中に捨てられる事件など
ネタはたくさんあるので徐々に小出しにして行こうかなと思っています。


さてさて、今回はプラモデルの生産事の微妙な違いの研究でも・・・・・
日頃何気なく買っているキットですが、生産ごとに微妙に異なったりしている事に
気づかれた事がある方も多いのでは無いでしょうか。
例えば、車高とキャンバー調整可能で発売されたアオシマの30系セルシオのスプリング。
当初はかなりソフトなものがセットされていましたが
自重に耐えないということで、後のロット製品や
バリエーションキットは硬いスプリングがセットされていました。
アオシマやフジミのちょっと古いノーマル車のキットでは
タイヤがロットで違ったりというケースもありますね。
もちろん成型色違いや、箱替えなど大きく変更されない違いもありますし
初版ロットと再販ロットではランナーにパーツが追加されていたり
ボディの金型が弄られて変わっているケースもありますね。

さて、今回はそういう内容の違いではなく、ちょっとしたパッケージの違いや
梱包の仕方の微妙な違いを探してみたいと思います。

サンプルはこちらのアオシマのY32セドリックグランツーリスモアルティマです。

アオシマ Y32 セドリック

1991年デビューのY32型は先代のY31車型から一気に進化したという印象で
丸目四灯のヘッドライトになんとも言えぬ高級な雰囲気。
デビュー当時、小学校三年生だった私にはあまりにも衝撃的でした。

もちろんアオシマからプラモデルが発売された時に興奮したのは言うまでもありません。
ニュートレンド91シリーズとして発売されまして
実車のカタログを意識した箱絵に当時の私もとても感動したものです。
初版から18年以上経っていますが比較的現在でも模型店で見かけることがあるキットですね。
従来のY30系の汎用シャーシでは無く足回りがきっちりと再現されたシャーシになっており
このキットより数年前に発売された初代セルシオやインフィニティQ45の流れを組んだ
フルディスプレイモデルとなっています。

私が知る限り、成型色はグレイッシュブルーを意識した
青みがかったメタリックグレーと定番のホワイトの成形品があるようです。

アオシマ Y32セドリック

そういえばいつの間にかこの成型色表記のステッカーも過去のものになりましたね・・・

アオシマ Y32セドリック

このキット・エッチング付きで定価は1000円でシリーズ通し番号は83番です。
バーコード上のメーカー品番は618072-0001225-1000となっています。
成型色による品番の違いなどはありません。

このキットが発売されてしばらくしたあと、パッケージが白基調のイラストに変わって再登場します。

アオシマ Y32セドリック

シリーズは同じくニュートレンド91で、通し番号は同じく83番ですが
メーカー品番が618072-001302-1500と変化していますね。
ここで注目です。1500の数字で気づいた方も多いでしょうが
なんと一気に500円も価格がアップして1500円となっています!
キット内容に変化はなし、エッチングなども同じものです。
ですがボディ価格が100円アップ、エッチングの価格も250円から500円になっています。
同じなのに価格アップ?というのは冗談ですが、メーカーさんの都合があったのでしょう(笑)

アオシマ Y32セドリック

ですがここで面白いことに気づきました。
ボディの袋がきっちりと閉じられていた初版とは違い、この白箱ではホッチキス止めになっています。

アオシマ Y32セドリック

このあたりを境に、梱包の仕方を変える指示があったのかも知れません。
社内的になんかの事情があったのか・・・・それとも担当者の気分か・・・・
今となっては全くの謎ですが、袋詰めの方法が変わったのは事実です。
私の手持ちのベストカーシリーズのY32セドリックでは
少し長めの袋を折り返すという今と同じ梱包の仕方に変わっています。
ただ、他車では袋が止められているの物もあったりと
一概にこれが全てという事ではないと思うのですが・・・・

そして、私はこのパッケージ版を3個持ってるのですが
さらに謎のパッケージを見つけてしまいました。
ひとつだけシリーズ番号の色がグレーになっている物があるのです。

アオシマ Y32セドリック

品番は変更なしですが、なんと箱のホッチキス止めが省略されていました。
このあたりから、ホッチキス止めをやめて糊で箱が組まれ始めたのでしょうか?
下箱のみホッチキス止めになっていますので、あくまで上箱のみの変更と思われます。
ニュートレンドシリーズの手持ちのキットでホッチキス止めがないのはこのキットのみですし
これよりあとのノーマル車シリーズのベストカーシリーズなどでも箱は糊で止められています。
よってこのキットは恐らく過渡期に生産されたロットか後年に販売された物ではないかと思います。

そしてキット内容に変更はありませんが、このキットのみデカールとエッチングが
同じ内装のランナー袋に入っているのも、手持ちのキットとは違います。
(初版・白箱共にデカールとエッチングは内装・デカールはシャーシ側と分かれています。)

「おいおいキット内容に関係ないじゃん。だからHITEQは・・・・」とか
「なに?組むのに問題あるの??」というお声もあるでしょう。
でも、、私はこういう違いを捜すのも結構楽しいんですよね(笑)
コレクター気質かも知れませんし、キットを積まない人には共感を得ないかも知れません。
でも、私はこういう違いが気になってしょうがないんです・・・・

このキットも、一気に全て買ったというわけではなく
10年ほど掛けて集めた物だったりします。
Y32グランツーリスモを全色作りたいという思いがありまして
ついついこんなに集まってしまいました(笑)

そして、もうひとつ余計な情報を・・・・
実は今回はセドリックのキットですが、グロリアのキットももちろんあるわけです。
このキット・グリルやエッチングにはお互いの部品がありますので
極端なことを言うとどちらにも組めるのですが
一見同じようなダークグレイの成型色の場合、前述しましたが
セドリックは青みがかったグレイッシュブルー(BL0)風の成形色ですが
グロリアの場合は黒みがかったダークグレー(KK0)風になっているんですね。

アオシマ Y32セドリック

この違い、実はさっき気づいたのは内緒ですが、成型色にもこだわりを感じて
今に通じる当時のアオシマスピリットに再び触れられたような気さえしてしまいます。
でも、助手席の内張りにも給油口とトランクのオープナーのモールドがあるのは内緒です(笑)

今回もまた、とりとめのない内容になってしまいましたが
これもこのブログの味だと思って勘弁してください(;^ω^)


※今回の考証はあくまで手持ちのキットで確認したものですので
 生産ロットや生産時期、中古品流通の際に部品が入れ替わっている
 可能性などもあると思いますので、これが正しいという保証はありません。
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プラモを研究してみよう。フジミのC33ローレル編。

今回は過去に書いたけどボツにした記事を再編集・画像編集してお送りします。
書いた当初は面白かったのですが「誰が得するんだろう・・・・」と
送信を押すのに躊躇してしまいそのままお蔵入りさせた記事ですが改めて検証してみました。


※お断り
今回の内容はあくまで私が推測で書いた点や
メーカーから出荷された完全な状態ではない可能性もあります。
なので記載内容に間違いがある可能性もありますのでご了承ください。


さてさて、プラモデルは新製品で発売されて何度も再販されたり
バリエーションキットが発売されて息の長いキットと言うものが多いですよね。
長いものでは20年以上現役と言うキットも少なくは無いです。
何度も再生産されてるうちに箱は変わり、価格は変更されて
金型にも痛みが出てきてバリが増えたりと年を重ねていくものです。

この間、在庫キットの大掃除をしているとあるキットに興味を惹かれました。

フジミのC33ローレルクラブSです。

フジミ33ローレル

アオシマにもこのC33型のキットはありますが
フジミの物はリップスポイラーがモールドされていて、基本はボンネットマスコット無しのクラブSです。
(アオシマにもクラブS前期型があるのですが、長らく絶版です。)
ですが、ボンネットマスコットのパーツも付いており、クラブLとのコンバージョンキットになっています。
ステア無しの共通シャーシながらシャシ周りのパーツは専用品で
フロア部分の特徴的なスペアタイヤのふくらみや
やや中心寄りのマフラーなど実車に近い部分もあって良い感じですし
ボディも近年作ったのではないかと言うくらいシャープで
アオシマの物より個人的には雰囲気が好きだったりします。
昭和後期~平成初頭のやたら力が入ってる頃のキットでといても好感が持てます。

フジミC33ローレル


このキットは実車が現役だった当時に発売されて(説明書の記載だと1989.6との記載あり。)
90年代中頃にインチアップ44番でAE111トレノが発売されてからは
一度絶版になっており、2000年代に入ってから2度ほどSPOT扱いで何度か再販されています。
(手持ちの再販物は2000.3との記載あり。)
そして現在も峠シリーズではロンシャンのホイールをセットされて現役で売られています。
今回紹介する3つの年代のキットはまだ、再販される前で絶版店などを探して購入した物です。

さて、ここで手元にある3個のキットの各年代ごとロットの変遷をたどって見ましょう。
なぜ3個あるのか内緒ですが、好きな車と作りたいボディカラーの関係と言うことで・・・・
近いうちに作りたいと思ってますがそれはちょっと後にしましょう(←結局こうなるのか笑)


えー・・・・まずは初版の物です。(箱記載品番 03210)
フジミC33初版
価格は800円で説明書に書いてある年号を見ると発売年は1989年6月のようです。
(この辺は若干のずれがあるかもしれません)
成型色は全て白で、ボディのみ剥きだしです。では、このキットを初版として変遷を追ってみます。

フジミC33初版
初版のキットの特徴はズバリ下箱のイラスト入りと言うことでしょう。
フジミのインチアップ系のキットではおなじみだったラインアップが印刷された箱です。

フジミインチアップの箱
個人的には№13ベンツマスククラウンが気になります(笑)

ホイールはノーマル形状ですがクラブS風にゴールドに。
実車はもうシャンパンゴールドっぽい色なんですけどね。
ちなみにハイソカーシリーズではメッキになります。
フジミC33初版

付属タイヤはブリヂストンのポテンザRE71です。
ちなみにシャフトは黒。

デカールは裏紙が縞々模様になっているタイプです。
クリアパーツと同梱になっていますね。
デカール




そして、インチアップ№44の最終に近いロットのキットです。(箱記載品番 03344)

フジミC33
説明書の年号は1994.5ですので平成6年の5月に変更された可能性が高いです。
まず大きな変更は価格に変更があります。800円から1000円に値上げです。
それに伴い箱記載の品番が変わりました。その他の箱の変更は無し。
下箱のラインアップの印刷も無くなりました。
これに関しては平成初頭あたりから
記載が無くなっていきましたので途中から変更された可能性ありです。

説明書も微妙に変更されており、CEマークと「FUJIMI EUROPA」の記載が増えました。
説明書
そして説明書には「9MY4CH」との記載があります。
パーツリストの上に箱絵にあるような注意書きが追加されています。
その他の細かい点ではパーツ請求の価格が変更されています。
説明書が初版60円→100円に。送料が若干値上がりして、おおむね十数円ほど上がってます。


そしてボディ成型色はグリーンに変更になっています。
非メタリックの濃いダークグリーンですね。その他は成型色の変更無し。
フジミ C33ローレル

ここで面白いことに気付きました。
ボディの右フェンダー部に金型の傷で付いたような跡があります。
フジミC33傷

初版に近い物にはこの跡が無いです。
フジミC33

初版から6年の間の製造前の金型メンテナンス時になんらかの手が加わったと推測されます。
中古での購入だったので当初はキットを買った誰かがペーパーかなんかで擦ったのだと思ったのですが
この後出てくるスポット品にもこの跡がありますので金型の傷だと思います。

ホイールは色味が変わりました。若干明るい金になっています。
付属タイヤはダンロップSPスポーツD40です。シャフトは同じく黒。
フジミC33

デカールは印刷内容は初版と変わらないですが裏紙が水色一色です。
初版はクリアパーツとの同梱でしたがこのロットはデカールが袋に入って単品で入ってます。
デカール



そしてインチアップSPOTで再販された物です。
インチアップスポット C33
価格は1500円!で、箱記載品番が03517で説明書記載年月が2000.3ですので
平成12年3月あたりに発売されたと推理しても良いと思います。
面白いのが箱のバーコードと価格・品番がシールで貼りなおされていることです。
シールはあえて剥がさないですがおそらく、1000円当時の箱を流用してるのかなと・・・・

説明書はフジミヨーロッパの記載が消えて2KMA0CHの記載ありです。
説明書
組み立て図途中に「指示が無い場合は接着剤を使用してください」の記載が追加されています。
特に注意する点は無いと思うのですが・・・・・

そして消費税改定に伴い消費税が5%にアップ(笑)
部品価格に変更はありませんがパーツ請求の
ホイール・タイヤ・シャフト・ポリキャプがワンセットになっています。
前の物は(シャフト・ポリキャップ)(タイヤ・ホイール)でワンセットでした。

また、パーツ請求用の払込伝票が付属しています。
パーツ請求伝票
そういえばコレ、いつの間にかなくなりましたね(笑)

今までのキットとがらりと変わって成型色はすべてグリーンメタリックになりました。
色合いがまるで実車のようです(笑)
フジミC33 スポット

フェンダーの例の傷もご健在ですが
金型の痛みのせいか、開いていたバンパーグリルがバリで埋まっています。

ダクト
今までの物はダクトが綺麗に開いていたのでスポット版を打った時は金型が磨耗していたのでしょうね。
ちなみにこのキットはボディがビニールに包まれています。

ホイールはかなり鮮やかな金です。
ホイール
タイヤはピレリPzeroでシャフトはカッパー色のシャフトに変更。
ポリキャップは白になっています。
この時期くらいからでしたかね?白いポリキャップに変わったのは。
デカールはなどは変更無しです。



さてさて、平成元年・平成6年・平成12年と変遷を見て頂きましたがいかがでしょうか?
6年ごとに変更・再販されてるような気がしますがなにか法則があるのでしょうかね(笑)
普段組むことに熱中するプラモデルですが
こういう観点で見るとまた違う味わいがあると思います。
・・・とまぁ、粗探ししてるようで、人によっては
「おいおい・・・積んでないで作れよ!」とか「組めればいいじゃねえか!」と思う方も
正直いらっしゃると思うのですが、手持ちのキットだけでもこの様に変更点がたくさんあるわけです。
もしかしたら各年代ごとでもロットごとの相違点や、微妙な変更はあると思うので
こういう違いを発見して楽しむのも決して悪い事じゃないと個人的には思うのです。


皆様も手持ちの同じ車種の同じシリーズのキットの見てはいかがですか?
結構違いがあって楽しい発見があるかもですよ( ^ω^)

・・・・ってこういう事書いてる暇があるなら組めよ!と言う突っ込みは無しでお願いします(笑)

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