まずは模型&玩具店系から行ってみましょう。今回は表敬訪問を含めてという感じで訪問済みのお店と行ってみたかったお店に行ってきました。
まずは一番気になっていた玩具店から。
現在も盛業中のお店は有名観光地方面で立地は昔ながらの県道沿いという感じ。
入店すると一線を走り続けていた老舗特有の小綺麗な店構えに最新のPOPやチラシ。
しかし私が子供の頃に良くあった玩具店の雰囲気も色濃く残しておりテンションが上ります。
カーモデルは最新の物が確実に補充されている感じ。
棚の下方にちょっと懐かし目のキットもあったのですが生憎手持ちのものばかりでしたので
ここはあえての「買っていなかった新製品キット」を購入させていただきました。
ワークスの鷹のブタ目マークⅡです。
実はワークスの鷹シリーズも久しぶりの再販で(20年ぶりくらいですかね?)
このブログ的には格好のネタではあったのですが当時物からやや遅れて
釈虎嘆列伝版や90年代にもワークス麗心愚シリーズで再販されていましたし
私も1990年代後半位のザ・ワークス版は結構作ったのでやりきった感もあって
商品としてはグラチャンシリーズのほうが確実に進化しているため少し扱いに悩んでしました。

しかし当時の箱を再現しているような構成は大いに魅力。
当時物の完成見本写真やブリスター入りのホイールなどの台紙はありませんが
カラー成形のボディ周りのパーツやワークスフェンダーは魅力的ですね。
ボディカットがないのもアレンジの幅が広がりますから個人的にはありがたいですね。
しかしワークスシリーズのデッパ&竹ヤリの金型は残ってないんですかねぇ・・・・・
お次もそこから数十キロ走ったこちらも老舗系プラモデルも扱ってる系の玩具店。
店内のNO冷房に妙な懐かしさを感じつつ逆にお店の方が心配になるものの
こちらも確実に新製品が入っているお店だったので地元で買えなかった系のキットを購入。
アオシマのHKS関西のBNR32スカイラインGT-Rです。
こちらも当時SパケVerR版を買った記憶があるもののそのまま手放してしまったキットで
いつでも買えるからいいやと思っていた所久しく絶版になってしまいました。
当時物はエンジンが付いていたかの記憶すらない状態・・・・・

このパターンで手放したキットが二度と手に入らないパターンも多いので後悔しております。
若いマニアの方、お金に困ってもどうか手放さずに・・・・・まぁ私も今でも困っているのですけど(笑)
こうやって見るとライトチューン系のBNR32を組むのにはいい感じのベースキットかもですね。
お次は以前もネタにしていた事がある子供の頃に見覚えのあったけどと言う玩具店。
初めて伺った当時は店内の時間が止まっているような感じに興奮した物ですが
お店が小綺麗になっており以前はグーグルマップでも表示されていなかったのですが
ここ数年は御丁寧に店内写真までアップされており古い物は跡形もなくなっておりました。
少し世間話をしたのですがやはり古い物を求めて来る方が増えたそうな。
こちらでも買っていなかったけど手元に置いておきたかった系のキットを購入・・・・
RE雨宮のFCサバンナRX-7です。
こちらも上記キットと同じような感じで手放してしまっていた一台。
雨宮ボンネットは子供の頃これを付けた実物を見てチューンドカーの雰囲気に圧倒された記憶があります。
高校生の頃にフジミから頭文字D・高橋涼介仕様が出た時にキット内容に満足できず
ホイールをRE雨宮のAW-7に見立ててアオシマのガルトマイヤーを白く塗って履かせたのが思い出です。

インターアライドでタミヤFD3S用のホワイトメタル製の物が当時出ていましたが入手出来ず
今と違い行きつけの店を中心に近隣の店頭で売っているものを買うという感じだったのを懐かしく思います。
(今と違いプラモデルが買える模型店や玩具店が近所に10件以上もあった時代です。)
足もプラモを買うお金もありますが(言うほどではないけど)昔のほうがテンションが上ったのはなんででしょうかね?
これが枯れるということか、それともただ他の刺激が大きくなったのか・・・・・不思議です。
他にも数件回ったのですが所謂レア物発掘という出会いはありませんでしたが
それが目当てでは無いのでいですが(まったく無いと言ったら嘘になりますが・・・・)
やはり量販店やホビーショップには無い濃厚な薫りを味わうという感じがたまりませんね。
幸いな事にどのお店も自動車プラモデルがまだ商品として成り立っているようで私自身は非常に嬉しく感じました。
改めて書きますがアオシマの楽プラシリーズがメインの棚に置かれている多く
あるお店での世間話では1/24は大人の人の趣味という感じだそうで
「置いてくれてると嬉しい」と言う地元の常連さんの為でもあるとの事でした。
ネット通販を利用する機会が私も多いですがこういうお店があるのを羨ましくも思ったり。
お次はリユースショップ系。リユース系のお店としての立ち位置はマニア界隈でも賛否はありますがあれば寄ってみるのが私のスタイル。
先日の中古プラモ店ミシュランはオフラインで「もうヤダ」「きっしょ」と言われてしまいました(笑)
しかしやはりさっと入って目当てのものがなければ即退散。という芸当も可能です。
他の商品含めてじっくり見ることが出来るのもこれも楽しみ方です。
まずは店舗規模の割に駐車場が鬼狭いオフ系店舗にて・・・・・
そのエリアはFC系店舗が多いようですが運営会社が幅広い分野の物を扱ってるせいか
品揃えが割と多いというか多岐にわたってるというか滝廉太郎というか・・・・・
まずはフジミの可変ウイングのセリカXXです。今時キットより安いくらいだったのとホワイトシンドロームな感じのワイドワタナベにグッと来て購入。
中を見たらアイボリーシンドロームになっていたのは内緒です。
角フェンの形に合わせてカットされているボディの事もあって扱いが非常に悩ましい。

こちらは当時物ですがフジミのセリカXXのフロントスポイラーの穴が消えたのはいつ頃だったんでしょうか。
私の記憶ではメカドックあたりかなと思ってるのですが確証がなく・・・・
余談ですが古のフジミのデカールってびっくりするくらい丈夫な気がするんですが自分だけ?

フジミのセリカXXはもう一つの方のバリエーションのエアロの方の無理矢理感が好きですが
今見ると割と上手く仕上げたらカッコいいのではないかと思ってます。
個人的に最近自分の中でフジミエアダム&可変ウイング系の再評価が進んでおり
15年以上前の怒涛の再販の時に買えるだけ買っておけばよかったと後悔・・・・
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当時も好きな車種はちょこちょこ買ったんですけどフェンダーの合いに絶望したり組まずに売ってしまったり
当時物と組み合わせが違うなんて理由を付けてしまっていたんですけど
今見たら完全にフジミエアロ系キットのベスト盤だったんですよね。
あの時の再販可変ウイング、ブームが5年後、いやもう既に一部のマニアの中で始まっているかも知れません。
あとはこれも別のオフ系店舗で見つけた地味に探していた
フジミの初代セルシオの写真パッケージ版です。
個人的に四社競作の中でベストだと思ってるフジミの初代セルシオですが
各社のセルシオの良いとこ取りをした物を作りたいと思ってもう20年くらい経ってますけど
こうやって見ると初代セルシオのフォルムを上手くスケールダウンしていると思います。
グリルがメッキだったらタミヤすら凌駕していたのではと個人的に思うキットです。

しかしフジミの初代セルシオのキットの難点は「箱」にあり。
白箱赤丸インチアップ時代のものは箱のタッパが上がってますが
初版~スーパーインチアップあたりの物までの上箱のタッパが低いものは
箱のサイズを合わせずに積んだような物はほぼ確実に繊細な厚みのピラーを持つボディを潰しており
酷いものだとAピラーそのものがスジに合わせて折れている物もあり
一見コンディションが良いものでもセンターピラーが歪んでいる場合もありと悩ましい。
一応下箱が少しだけ高くなっているのですが焼け石にぬるま湯っていう感じですね。

組む派の方ならボディに関しては新しいロットの物の方が確実なキットです。
旧キットを保管する方はきちんとパーツを戻して潰れないように気をつけましょう。
このキットは初版ながら安価な割にコンディションが良くボディ潰れと箱潰れが無いのでラッキーでした。
それにしてもセルシオスポーツ用のリップも再販して欲しい今日此の頃・・・・・
お次はツアラー後半戦、もう帰りたい病が炸裂している時に見つけたこちらです。
年式相応の汚れはあるものの妙に箱が綺麗だったのが印象的。
フジミのハイメカニズムシリーズのGX71クレスタGTツインターボです。
2007年くらいの再販版も手元にあるのですがやはり初期のものはボディがシャープですなう。
個人的にはツインカム24スーパールーセントが欲しいところでしたがまぁ、まぁまぁ。
やはりハイメカ箱絵のこのタイヤ鬼被りの鬼インチアップ&鬼P.C.Dで
なおかつナットの頭が大型用くらい大きいホイールがたまりません・・・・・・言うほど大きくないですけど(笑)
フジミのハイメカシリーズを紐解いていくとカーモデルがディスプレイに移行していく
過渡期の雰囲気を感じ取れますが展開がトヨタ車だけだったというのも不思議な所です。
アオシマのL型&プラズマパワーに対抗?ってのは冗談ですけども・・・・
(Z31フェアレディZ後期のボンネットのカットラインを見ると日産車も出す予定だったのかもと以前より思ってます。)
確実に当時のフジミに存在したであろうエンスージアストモデル含めたリアル路線の一つの形だと思います。

ストリートターボチューンやサーキットメカチューンシリーズなどの派生キットの
エンジンパーツの本気度見ると非常に気合が入っており当時のフジミのブレーンの企画力には
私のような語るだけのヘタレにはキットを集めるくらいでは到底及びつかないと思ってしまいます。

私はトヨタの1G系エンジンへのリスペクトはそれこそ子供の頃から根強くあるのですが
当時はスペック至上主義でツインターボ一択でしたが今では1G-Eや1G-FEの実用仕様の方が好みですが
なにより1Gと聞くだけでセルの音が聞こえて加速する時のあの独特の音が響くほどの存在です。
フジミの1Gのパーツを見ていると今の目で見ても凝っており乗せるより単体ディスプレイしたい気もしますね。
ちなみに箱を見て初代ソアラとセリカXXに2リッターがあるのを思い出しました。
120クラウンもそうですがフジミさんにはここら辺も是非再販して頂きたいなんて思ったりしちゃったりして。
他にも小物やミニカーなども格安で手に入れたのですがネタにできるかは不明なので
とりあえず今回の旅路はこんな感じでした・・・・・
私も一時期は自粛していた模型店ツアラーですがやはり私の中では気持ちをリセット出来る行動であり
観光地も名所も見ることは少ないですが走った先での出会いというものはやはり強烈であり新鮮。
遠方の模型屋さんは量販店や通販と違い定価での販売が多いですがそれもまた醍醐味。
レアなものばかりを買わず現行品や可能な限り消耗品等も買わせて頂くことで禊はしているつもりです。
これは以前ツアラーで出会った粋な模型店のご店主からのアドバイスです。
そして大事なのはツアラーの時に予期せぬ出費に耐えるように旅費を貯めておくのも大事ですね。
まぁリゾートや観光地に行くよりはお金は掛かりませんけどね(笑)
今回は浮いたお金で某フリマ系サイトで大出費・・・・・・こりゃいつか道を踏み外しますな。
道楽は道を落ちると書いて道落とも言う。しっかりしなきゃな、俺。
というわけで今からネット通販系サイトを巡回します・・・・・←バカ